🟢 市場は上昇しています。当社コミュニティの12万人を超えるメンバーは、すべてそれにどう対応すべきか知っています。
お客様もお分かりですよね。
40%割引で開始

【豪ドル/円】 RBAは3ヶ月連続で金利据え置き

発行済 2012-09-05 09:43
更新済 2023-07-09 19:32

豪ドル/円相場は、80円の節目水準まで軟化する展開になっている。8月21日の83.57円をピークに、ほぼ一貫してじり安の展開になっており、7月25日以来の安値を更新した。特に豪経済にネガティブな動きがあった訳ではないものの、中国を筆頭に世界経済の先行き不透明感が強まる中、資源国通貨・高金利通貨からの投機資金流出が活発化している。

こうした中、9月4日にオーストラリア準備銀行(豪中央銀行)の金融政策決定会合が開催されたが、政策金利の誘導目標は3.50%で据え置かれた。3会合連続の据え置きであり、主要先進国の中では最も高い水準が維持されている。スティーブンス総裁は、上期の個人消費は「かなり堅調」とする一方、商品価格がここ数ヶ月で「急激に」下落していること、中国の成長見通しが一段と不透明になっていることに、強い警戒感を示している。ただ全体的なトーンとしては、「資源部門の資本投資の極めて大きな伸びに牽引され、成長率はトレンド近くになっている」と分析されており、特に利下げ対応が急がれる環境にはない。その意味では豪ドルにポジティブな内容とも言えるが、同時に「豪ドルはここ1、2ヶ月にわたって値下がりしているが、輸出価格の下落と世界見通しの悪化を考慮すれば、予想より高水準を維持している」と、引き続き豪ドルの水準は高過ぎるとの見方が示されている。豪ドルは、同会合後に一応は反発しているが、大きな値動きには発展しないだろう。

中国要因では、9月1日に発表された8月製造業購買担当者指数(PMI)が前月の50.1から49.2まで低下し、昨年11月以来の50ポイント割れになっている。中国経済の減速が如実に分かる状況にあるが、それが同時に追加の政策対応期待を高めており、豪ドルの下落ペースは緩やかなものに留まろう。

今後1週間の予想レンジは、78.50~81.50円。

最新のコメント

次の記事を読み込み中です
当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます